用語の説明
お食い初め(おくいぞめ)とは、100日祝い(百日祝い)とも呼ばれ、平安時代から日本や中国・韓国で行われている生後100日目をお祝いする風習です。お食い初めでは初めてお箸を使用して赤ちゃんにお魚を食べさせるフリをすることから箸揃え(はしそろえ)や歯がため、真魚始め(まなはじめ)とも呼ばれます。生後100日頃より乳歯が生え始めうことが多く、この時期に「一生涯、食べることに困らないように」との願いが込められています。
伝統的なお食い初めは、一汁三菜のお祝い膳を準備します。尾頭つきの魚や赤飯、焚き物、香の物、紅白餅、吸い物などです。近年では簡易的にお祝い膳として離乳食を準備し、ミルクから離乳食へ切り替えるきっかけにされる方もおられます。