用語の説明
外陰部真菌感染症(がいいんぶしんきんかんせんしょう)とは、腟にカンジダ・アルビカンスという真菌が感染し腟炎を起こす状態のことを言います。一般的にはカンジダ腟炎(かんじだちつえん)・腟カンジダ症(ちつかんじだしょう)などと呼ばれています。
原因
カンジダ菌は実は人間の肌や腸内に常在している菌であり健康な状態では特に問題を起こしません。しかし妊娠や風邪による抗生剤の内服、糖尿病など免疫力が低下した場合にカンジダ菌が増殖し腟や外陰部にかゆみが生じます。
症状
カッテージチーズ様のおりものや外陰部のかゆみや灼熱感が生じることがあります。
治療方法
真菌薬を患部に塗布、腟座薬を挿入する、内服するなどの方法がとられます。
その他
よく間違って認識されているのですが、カンジダ感染症は性行為によって感染が起きるわけではないため性感染症ではございません。