用語の説明
骨盤高位(こつばんこうい)とは、横になっておしりの下にクッションを敷いたような少し腰が上に上がっている状態のことをいます。具体的な姿勢の取り方としては、床の上で仰向けになった状態で、お尻の下にクッションなどを入れます。床から15~20㎝程度骨盤の高さを上げて、膝を立てて仰向けに寝る姿勢です。
腰痛や尿漏れ、お腹の張りなどマイナートラブルを感じた時には、是非この姿勢をとってもらえればと思います。
その他、骨盤ケアについては、クリニックブログのお役立ち情報の中に「妊娠・出産の骨盤ケアについて」(リンク先⇒https://www.katocl.jp/blog/pelviccare/)を記載しておりますので、是非こちらもご確認ください。
原因
下がり気味だった子宮や内臓の位置が元に戻されることで、お腹が張る、尿もれ、子宮脱、胃下垂などに効果があるとされます。
その他
5~15分を目安にリラックスして姿勢をとります。仰向けが苦しい、胸が圧迫される、腰や背中が痛い、頭がクラクラする、といった場合は中止しましょう。クッション等の高さや位置を調整して、心地よいところを探してみてください。