用語の説明
早産(そうざん)とは、妊娠22週0日から36週6日で生まれることを言います。それに対し切迫早産(せっぱくそうざん)は、早産になる危険性が高い状態のことを言います。切迫早産はまだお腹の中で赤ちゃんを育てることができる状態なのであらゆる治療を行いできるだけ妊娠継続できるよう医療介入していきます。
原因
切迫早産は、子宮の収縮が規則的もしくは頻回に起き、子宮の出口である子宮口が開いてきている状態です。また破水が起きることもあります。原因は細菌感染などのこともありますが不明なことが多いです。
治療方法
切迫早産の治療は、まずは何よりも安静にすることです。それに並行して子宮収縮抑制剤を投与し子宮の収縮を止め、また破水している場合や細菌感染が切迫早産の原因と考えられる場合には抗菌薬の投与などを行います。