用語の説明
乳児脂漏性湿疹（にゅうじしろうせいしっしん）とは、生後１～２ヶ月頃にみられる赤ちゃんの皮膚トラブルのひとつで、おでこや頭、脇の下などに好発します。
原因
お母さんからもらったホルモンの影響で皮脂の分泌が多くなりニキビのような状態になります。またマラセチアと呼ばれる真菌が皮膚に存在すると乳児脂漏性湿疹になりやすいと言われています。
症状
ブツブツ以外にも黄色いかさぶたや乾燥、かゆみなどがみられます。
治療方法
清潔にして保湿をすることが何より大切です。シャンプーの濯ぎ残しや肌に合わない石鹸を使っていないかなどを見直し、過剰な皮脂分泌を抑制するために保湿を行いましょう。それでも改善されない場合は、軟膏薬が処方されることもあります。