用語の説明
不全流産(ふぜんりゅうざん)とは、妊娠22週未満で赤ちゃんが亡くなり、子宮内容物の排出が始まっているが全てが排出しきれていない状態のことを言います。
症状
出血・腹痛の自覚症状がある方が多いです。
検査・診断方法
超音波で診察で赤ちゃんの成長がみられなかったり、心拍の確認が必要な週数相当で心拍がみられなかった場合には流産と診断され、また下腹部痛や出血があるにもかかわらず子宮内容物が残っている場合に不全流産と診断されます。
治療方法
子宮収縮剤内服でも排出の見込みがない場合は子宮内容除去術を行います。