用語の説明
AMH(えーえむえいち)とは、Anti-Mullerian Hormone(アンチミューラリアホルモン)といい、抗ミュラーホルモン(こうみゅらーかんほるもん)の略で発育途中の卵胞から分泌されるホルモンです。発育中の卵胞により分泌されるため卵巣内にあといくつ卵子の在庫があるのかを示す指標になります。しかしAMHの数値が示すのはあくまでも卵子の在庫の目安なので、その卵の質や妊娠率を示すものではないので注意しましょう。
検査・診断方法
AMH検査は、月経周期に関係なく検査できます。血液検査になるため侵襲も少ない検査と言えるでしょう。
その他
AMHは正常値というものはなく、年齢に対してこのくらいの量があると良い、という判断をされます。しかしAMH4.0ng/ml以上の場合は多嚢胞性卵巣症候群などの可能性もあるため医師に相談の元今後の方針を決定するようにしましょう。