看護部、医師を交えて研修会を開催しました。
おなかの中の赤ちゃんは胎盤とへその緒を通して呼吸循環を行います。
産まれた赤ちゃんは肺で呼吸をはじめ、おぎゃーと泣くのですが、
それがうまくできず、命の危険に及んでしまうことがあります。
NCPR、新生児蘇生法はそのような状態の赤ちゃんに心肺蘇生を施し、
命を救うための手技です。
今回のスケジュールは、
午前は基礎を学んだ人がさらに実践に近い状況で適切に手技を行えるよう訓練するコース、
午後は基礎を勉強し、基本手技と知識を持っていますよ、という認定資格の獲得を目指すコースを設定しました。
今回は緊急事態宣言下のなか、都内の病院に勤める先生にオンラインで
講義や実習の指導をしていただいたイレギュラーな開催。
誰もがうまくいくのだろうかと不安な中、なんとかその日の研修会を終えることができました。
日々勉強と訓練!
これからも向上心を持って、医療に臨んでいきたいと改めて思う一日でした。
当日の写真を何枚か(手元ばかりですみません)。
実際に使用する機材やそれをモデルにしたものを使用し、
リアルに作られた赤ちゃん人形へ蘇生術を施していきます。
基本の人工呼吸器の練習。人形ならではの難しさがありました。
シナリオに従って、チームで蘇生を行います。
大切なのは声掛け。手技も大事ですが、一番大切なのはチームで命を救うことです。
院長も入り、気管挿管の介助の練習。
蘇生法の肝となる人工呼吸。様々な形の器械があります。
院長も細かく指導してくださいました。
講義や実技指導はオンラインで。
オンライン母親学級のノウハウが役に立ちました。
当日、インストラクターとなってくださった皆様、ありがとうございました。
とても実りある研修会になりました。