用語の説明
羊水過少(ようすいかしょう)とは、赤ちゃんを守っている羊水量が通常より少ない状態です。
原因
羊水過少の原因はさまざまで、赤ちゃんの腎機能が悪く尿の排出が少ない、胎児発育不全、気づかないうちに破水をしている、双胎である、過期産であるなどです。
症状
お腹が通常より小さい、赤ちゃんの胎動が少ない、破水をしている場合は腟から分泌物が増えるなどです。
検査・診断方法
超音波で羊水ポケットというところを測り羊水量を推測します。
治療方法
安静にして様子を見ます。現在では有効な治療法はなく、赤ちゃんの状態が悪いなどお腹で育てるのが難しいと判断した場合は帝王切開などを行います。