用語の説明
微弱陣痛(びじゃくじんつう)とは、陣痛開始後に陣痛が弱かったり陣痛間隔が長くなったりなど有効な陣痛にならず分娩が長引いてしまうことを言います。
原因
陣痛とは、子宮筋の収縮のことを言いますが、この収縮がうまくできない原因があると微弱陣痛となることがあります。子宮筋腫や羊水過多、赤ちゃんの向きや体勢が悪い、赤ちゃんが大きい、お母さんの疲労やエネルギー不足、膀胱充満などです。
症状
陣痛が弱い、発作が短い、間隔が長いなどです。
検査・診断方法
NSTモニターで陣痛間隔や発作時間を確認します。また助産師がお腹を触り陣痛の強さを確認することもあります。
治療方法
陣痛促進剤の投与、温罨法、マッサージ、食事摂取、排泄を促すなど状況によって助産師や医師が決定します。