用語の説明
胎盤(たいばん)とは、受精卵が着床したあとにできる赤ちゃん専用の円盤のような形をした臓器で、お母さんから赤ちゃんに栄養や酸素を送る役割をします。
原因
胎盤は通常子宮の上部に位置し、赤ちゃんの成長とともに大きくなり、正期産の頃には直径20~30cm、重さ500~600gにまで成長します。赤ちゃんへ酸素を送り、二酸化炭素を回収したり、お母さんの食べた栄養を赤ちゃんに送り、赤ちゃんが消化した排泄物などもを回収したり、また妊娠継続のためにホルモンを分泌したりと妊娠継続には欠かせない臓器です。
その他
胎盤完成は妊娠16週頃で、赤ちゃんが生まれた後は不要になるため数分~数十分で自然にお母さんの体外に排出されます。