看護スタッフ対象の新生児蘇生法講習会を開催しました。
「新生児蘇生法」は生まれて間もない赤ちゃんが元気がない(正しく呼吸ができていない)ときに行う処置です。
出産を取り扱う産婦人科(救急隊の方も勉強していらっしゃいます)では重要な手技です。
6月にも開催したこの講習会ですが、前回は全編オンライン開催でした。
今回は少し感染が収まっているのもあり、
インストラクター資格を持つ方にお越しいただき、
細かく処置や手順などを見ていただくことができました。
今回は少し感染が収まっているのもあり、
インストラクター資格を持つ方にお越しいただき、
細かく処置や手順などを見ていただくことができました。
基本手技を確認した後は、
実際にありうる症例を挙げて手技を行うシナリオ練習です。
出産はいつどんな状況が起こるかわからないもの。
本当の出産の場面でも適切な判断と処置を行えるよう、
そしてその結果赤ちゃんの命を救えるよう、
スタッフがチームとなってお互いに声を掛け合いながら訓練していきます。
オペ室やLDRには手順書が掲示してあって、
これを確認しながら正しい処置を行えるように進めていきます。
ちなみに、練習用の赤ちゃんにはスマホアプリと連動した機械が入っていて、
想定する赤ちゃんの状態に合わせて、心音や泣き声を再現できる機能があるんですよ!
(この機械が入っていないものはスタッフが泣き真似したりメトロノームで心音を再現したりしてます。そこはアナログ。)
院長による症例の振り返りや指導にも熱が入ります。
振り返りをして、よかったことや注意すべきことをその場の全員で共有することが大事です。
会の最後には今回のインストラクターや補助を務めた当院スタッフが、
難しい症例で見本となるような処置を見せてくれました!
何事にも通ずるものですが、日々勉強、日々更新です。
赤ちゃんやママが安心安全にお産を迎えられるよう、
私たちスタッフも日々新たにしていきたいと思いました。